私学フェスで学費トーク 高橋衆院議員「国の助成で負担なくそう」

 岩手県内の私立高校生の祭典「第16回私学フェスティバル」が10月10日、JR盛岡駅前広場で開かれました。雨のなか、高校生によるステージ発表、国会議員とのトークセッション、模擬店、学校紹介が行われ、250人が参加しました。

あいさつで松田美空実行委員長(盛岡誠桜高3年)は「コロナ禍で3年ぶりの開催をめざし、高校の枠を超えてつながってきた。私学の学費問題などを国会議員の人たちに訴えたい」と語りました。

トークセッションでは日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、立憲民主党の横沢高徳参院議員(野党統一)など4人が登壇。高校生からの質問に答えました。

高橋氏は、私立高校生の学費滞納率ではワースト1位が青森で同3位が岩手だと説明。県民所得に差があるなか、国の私学助成拡充で入学金をなくし、授業料も実質ゼロにすべきだと強調しました。

「18歳で選挙権を持っても、投票先がわからない」との質問に対し、高橋氏は「みなさんは『未来』そのもの。気候危機や貧困と格差など、将来に関わる問題は国会議員が決めています。参政権は必ず行使してほしい」と呼びかけました。

フェスには共産党の斉藤信県議も参加し、あいさつしました。

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