私学助成をすすめる岩手の会(土屋直人会長)は5日、達増拓也知事への「私の一言」が書かれた1万7333枚のはがきを添え、私学助成の拡充を求める要請を行いました。私立高校の教員やPTA役員らが参加し、佐藤博総務部長らが応対しました。

原田徹郎副会長が▽私立学校に対する運営費補助の増額▽国の就学支援金制度に上乗せする、県の私立高校等授業料減免補助の拡充▽私立学校の校舎建て替えへの補助制度の新設―など5項目を要望しました。

参加者から私立高校生の深刻な実態が出されました。男性教員は「母子家庭の家計を助けようと、ある男子生徒は夏休みの1カ月、北海道でコンブ漁のアルバイトをした。必死に働いて、20万円稼いだ」と話しました。

3人の子どもの母親は「2番目が私立高校に通っている。母子家庭なので、本当は公立へ行ってほしかった」と明かしました。別の男性教員は「授業料が払えず、出校停止になった生徒がいる。助成を拡充し、低所得者層からは授業料を取らないようにしてほしい」と訴えました。