軍事同盟強化ノー! 憲法共同センターが宣伝
日米首脳会談の共同声明(17日)を受けて、憲法改悪反対岩手県共同センターは22日、盛岡市で定例の宣伝に取り組みました。金野耕治事務局長らがマイクを握り、改憲発議反対緊急署名への協力を呼びかけました。
金野氏らは、共同声明が中国の覇権主義への対応で日米軍事同盟強化を示したのは重大だと批判。米中で戦争が起これば自衛隊が動員され、日本の米軍基地も攻撃される恐れがあると警告し、「憲法9条を持つ国として、日本政府は話し合いによる平和的解決を求めていくべきだ」と強調しました。
総選挙で政権交代を実現し、新基地建設反対など国民の願いに背く菅政権を退陣に追い込もうと訴えました。
署名した82歳の女性は「アメリカの言うことばかり聞くのは、おかしい」と語り、71歳の女性は「沖縄の人たちが基地のせいで被害にあっているのに」と憤りました。営業職の男性(51)は「9条改憲は間違っている」と話しました。