革新懇が木戸口氏と懇談会 コロナなど要望次々
岩手県革新懇は12日、盛岡市で野党共闘の現職・木戸口英司参院議員(立憲民主党)との「要望懇談会」を開き、交流のある団体も含めて29人が参加しました。
木戸口氏は、自民党参院岩手選挙区予定候補がツイッターで「個人の自由を認めない共産主義」と立憲が手を組んだと発言したことに抗議すると表明。政府・与党こそが国民の自由を奪っていると反論しました。
「岩手を守り、日本を変える」を掲げて初当選して以降、給付型奨学金の創設、加計学園疑惑追及、辺野古の新基地建設中止、コロナ対策などに取り組んできたと報告。今後も公的・公立病院統廃合の撤回や、米価暴落対策に力を尽くしたいと強調しました。
16団体が木戸口氏に要望書を提出。「コロナ禍で追い込まれた会員が自殺した。政府の事業者支援金は全く足りない」(岩商連)、「減収の医療機関に補填を」(県保険医協会)、「エッセンシャルワーカーの待遇改善は急務だ」(岩手民医連)、「75歳医療費2倍化は中止に」(岩手社保協)などの訴えが相次ぎました。
木戸口氏は「思いのこもった要望だと受けとめた。政治を変える挑戦を仲間とともに続けたい」と答えました。