食・農ネット宣伝 TPPの撤退求める
いわて食・農ネットは25日、盛岡市で環太平洋連携協定(TPP)交渉参加からの即時撤退を求める宣伝を行いました。同ネットの岡田現三事務局長らが署名への協力を訴えました。
30分間で35人が署名しました。20代のスーツ姿の男性は「TPPは日本を滅ぼす。何でもアメリカの基準に合わせるのはよくない」と批判し、年配の男性は「農家が心配なく生産するのを妨げるのがTPPだ」と語気を強めました。
宣伝後、同ネットの荻原武雄会長は「来年2月以降、日米がTPPを強行する動きがあるが、世論は反対が多数だ。撤退を要求する声を引き続きあげていこう」と話しました。