TPP反対は多数の声 食・農ネットが宣伝
いわて食・農ネット(荻原武雄会長)は20日昼、盛岡市でTPP(環太平洋連携協定)批准に反対する宣伝をしました。「参院選 TPP反対が県民多数の声」が見出しのビラを配布し、署名への協力を訴えました。
マイクを握った荻原会長らは「安倍政権は秋の臨時国会でTPP批准を強行しようとしている。批准阻止に向けて共同の力をさらに大きくしよう」と呼びかけました。
30分間で18人がサイン。67歳の男性は「東北5県でTPP批准阻止を掲げた野党統一候補が勝って、よかった」と語りました。
24歳の女性=介護職=は「TPPが安価なジェネリック医療品の市販を遅らせると知り、大変だと思った」と話し、65歳の女性は「『食育』に携わっている。食の安全が疑われる輸入農産物を増やすのは、ダメだ」と語気を強めました。