10%増税止めよう 550人が集会・行進

消費税10%中止県民集会 盛岡市で3日、「止めよう消費税10%!岩手県民集会」が開かれました。消費者、業者、労働組合などで構成する実行委員会が主催し、会場いっぱいの550人が参加しました。

各界の3人が発言。「子育て世代の生活は苦しい。小中学生の学用品購入は節約できない」(いわて生協の女性)、「零細業者は身銭を切って消費税を払っている」(盛岡民商)、「時間の経過とともに建設費が上がっている中で、10%増税は住宅再建の大きな障害だ」(宮古市田老の被災者)と訴えました。

講演した森永卓郎氏(獨協大学教授、経済アナリスト)は、アベノミクスは庶民に恩恵を与えず、格差と貧困を拡大させたと強調しました。「消費税8%増税で経済成長はかつてなく縮小した。10%では日本は壊滅状態になる」と警告。消費税増税で得た税収が、大企業や富裕層の減税に使われていると批判しました。

集会後、参加者らは市内をアピール行進。「『軽減税率』だまされないぞ」「延期ではなく、きっぱり中止」「選挙に行って政治を変えよう」などと元気に唱和しました。

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