2000万署名の会 新組織で共同
2000万署名岩手の会(県内129団体賛同)は9月30日、盛岡市で活動報告と組織解消を確認する「総括集会」を開き、各地から80人が参加しました。戦争法廃止に向けた共同の取り組みは継続し、名称を「戦争させない・9条壊すな!岩手の会」に改めることを決めました。
岩手の会が集めた19万2804人分の署名(目標20万人)は、県内での戦争法廃止の運動を大きく励ましました。参院選での野党と市民の共同を実現し、野党統一の木戸口英司氏が当選する力ともなりました。
今後の活動について岩手県生協連の吉田敏恵専務理事は、毎月19日の盛岡市でのデモ行進は続けていくと説明。情勢の変化を受けて必要な場合には、集会や宣伝を行いたいと提起しました。
講演で上山信一弁護士は、戦争法の実動阻止のためにも、11月に南スーダンへ派遣される自衛隊に「駆けつけ警護」などの新任務を与えてはならないと強調しました。
総括集会には、民進党、生活の党、日本共産党、社民党の各県組織から連帯メッセージが寄せられました。
参加者らはプラカードを持ち、「(戦争法)廃止するまであきらめないぞ」などと決意のコールをしました。