岩手県平和委員会は5月30日、米空軍三沢基地所属のF16戦闘機が超低空飛行訓練を繰り返している、二戸市浄法寺(じょうぼうじ)町で現地調査を行いました。

低空飛行訓練の監視活動に取り組む伊勢純さん(日本共産党陸前高田市議)と、現地の田口一男さん(同二戸市議)が案内。同町上空でのF16の低空飛行訓練は、投稿サイトに掲載された米軍の動画で判明しています。

調査では高森高原風力発電所(一戸町)の風車と風車の間を飛行したと思われる場所を確認。すぐ近くには超高圧の送電線もありました。

伊勢さんは「F16は時速900㌔㍍で有視界飛行訓練をした」と説明。参加者らは「一歩間違えれば重大事故の危険性があった」と驚きました。

参加者らは周辺の農家を訪問し、低空飛行訓練の実態を聞きました。住民からは、「訓練の騒音が気になることが何度もある」「訓練はやめてほしい」との声が出されました。

平和委員会の吉田栄一事務局長は「岩手ではF16の墜落事故が過去2回あったが、今回も墜落の危険性が非常に高い訓練だった。監視を強め、米軍に対して抗議と訓練の中止を迫りたい」と話しています。