TPP交渉撤退を いわて食・農ネットが宣伝
いわて食・農ネットは29日、盛岡市でTPP(環太平洋連携協定)交渉参加からの即時撤退を求める宣伝をしました。岡田現三事務局長らがマイクを握り、牛のふん装をした人たちが署名への協力を呼びかけました。
岡田氏らは、TPP交渉妥結にむけて「2月中に合意か」「上半期中か」とさまざまな見方があり、油断はできないと強調。反対の世論を地域から高めていこうと訴えました。
冷え込む中、30分で17人が署名。2歳の息子を連れた37歳の母親は「危険な食品添加物の使用が認められそうで心配だ」と顔を曇らせました。
70代の女性は「政府は国民にTPPの問題点を説明すべきだ」、30代の男性は「安倍首相はなんでもトップダウンで進めるから、ダメだ。総選挙では共産党に入れた」と話しました。