【県議会】待機児童対策を早く 千田県議

岩手県議会予算特別委員会で、日本共産党の千田美津子議員が7日、総括質疑に立ち、保育所の待機児童解消や国保の広域化などを取り上げました。

千田氏は、県内では「隠れ待機児」も含めて1360人(2016年10月時点)もの待機児が発生しているが、「この実態をどう考え、現状を改善しようとしているのか」と質問。達増拓也知事は「待機児童の解消は待ったなしの課題だ」との認識を示しました。

千田氏は、緊急的な措置として、公立保育所での正規職員の増員や、受け入れ数の拡充が必要ではないかと提起しました。

千田氏はまた、国保広域化で県は市町村の標準保険料率をいつ提示するのかとただしました。千葉茂樹副知事は「市町村と丁寧に協議を進め、慎重に算定する」と答弁。岩手では、医療費水準に大きな差があるため、保険料水準は統一せず、市町村ごとに決めると説明しました。

千田氏は、建設業で社会保険未加入事業所への対応で、本来は加入義務のない「一人親方」や「従業員が4人以下の個人事業主」にまで元請から間違った要請が行われていると告発。千葉副知事は「改善の指導をしている」と答えました。

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