盛岡市内の県立高校バレー部に所属していた元男子生徒が、部活動顧問の暴力や暴言でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、顧問の男性教諭と岩手県に損害賠償を求めた裁判で、県に40万円の支払いを命じる判決が確定しました。

この問題を日本共産党の斉藤信県議は、27日の県議会・商工文教委員会で質問。「判決では、部活動顧問の生徒に対する『平手打ち』や人格を否定する暴言が『教員としての裁量を逸脱した違法な行為』と認定された。極めて重要で、ただちに謝罪すべきではないか」と迫りました。

高橋嘉行県教育長は「真摯に判決を受け止めなければならない。事実に向き合い、再発防止に努めていく。県の責任部分は、しっかり謝罪すべきだと思っている」と答えました。

斉藤氏は、昨年この教諭が顧問を務めていた別の県立高校バレー部員の生徒が自殺し、第三者委員会で調査が行われていると指摘。「一審判決で適切な対応をすれば、起きなかった事件ではないか」と強調しました。部活動顧問の暴力や暴言で生徒が自殺に追い込まれるケースが全国で相次いでおり、「県は改めて判決を受けとめ、教訓の徹底を」と要求しました。