大震災12年で穀田氏訴え、大軍拡やめて被災者支援を

 東日本大震災津波から12年となった11日朝、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は盛岡市のJR盛岡駅前で、斉藤信県議団長らともに街頭演説を行いました。

穀田氏は、岸田首相が施政方針演説で大震災津波にふれず、福島原発事故がなかったかのように原発回帰を表明し、大軍拡の財源に復興特別所得税を使おうとしていると批判。憲法第13条の幸福追求権に基づき、被災者の生活と生業への支援を強めるべきだと訴えました。

穀田氏は、衆院予算委員会の中央公聴会で公述人が「戦争が始まりそうな雰囲気だ」と話し、政府が意に沿わない番組に放送法の解釈変更で圧力をかけるなど、戦争か平和かが問われていると指摘。敵基地攻撃能力保有と大軍拡を阻止するために先頭に立って頑張ると語りました。

斉藤氏は、達増県政が幸福追求権を保障する立場で被災者の医療費免除など全国に誇れる施策を進め、それを県政全般に広げてきたと強調。9月日任期満了の知事選で達増県政の継続発展をめざし、県議選では党の3議席確保へ力を尽くすと述べました。

同日、穀田氏は斉藤氏と一緒に釜石市を訪問し、県と市の合同追悼式に参加しました。

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