新型コロナ第8波・インフルエンザ同時流行へ万全の対策を 斉藤県議

 県議会決算特別委員会で10月21日、日本共産党の斉藤信議員が新型コロナ対策について取り上げました。
斉藤氏は第7波で感染者数・死者数が大幅に増えるなか、特に命に関わる高齢者施設でのクラスターの状況について質問。県側は、第7波では132件のクラスターが発生し、2000人以上が施設内で感染した(20日現在)と答えました。
斉藤氏は「9~10月に発生したクラスターの半数以上が高齢者施設となっている」と強調。要因を分析し、定期的な頻回検査の継続など命を守る対策を取るべきだと要求しました。県側は、今後も頻回検査を継続していきたいと述べました。
斉藤氏はまた、「年末にかけて第8波と季節性インフルエンザが同時流行することが専門家から指摘されている」と紹介。国の対応は無為無策だと批判し、安心して受診できる体制の拡充やワクチン接種の推進、検査の徹底をすべきだと提起しました。
県側は、県内414カ所の新型コロナ対応指定医療機関のうち403カ所でインフルエンザの診療が可能だと答弁。新型コロナワクチン接種とともに、インフルエンザの予防接種も早期に受けられるように、市町村を支援していきたい」と答えました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です