高田県議が一般質問 3回目のワクチン接種確実に

 岩手県議会で3日、一般質問に立った日本共産党の高田一郎議員は、コロナ感染対策や津波からの復興などを取り上げました。
高田氏は、コロナの感染伝播が継続しており、今後は3回目のワクチンの確実な接種が重要だと強調。2回目までの職域接種では県が1000人以下の事業者に対応したが、3回目も取り組むべきだと求めました。県側は3回目の実施に前向きな考えを示しました。
高田氏はまた、コロナ後遺症患者が全国で増え、他県では現状把握や支援に乗り出す自治体があり、岩手も対策を取ってほしいと要望。県側は「後遺症の実態調査を検討している」と答弁しました。
高田氏は、宮城県南三陸町は災害公営住宅に10人の支援員を配置し、見守りや交流活動などをしていると紹介。岩手も50世帯以上の災害公営住宅に生活支援相談員を配置すべきだと述べました。
高田氏はさらに、総選挙後に9条改憲の新たな動きが起きているが、軍事対軍事では東アジアの平和に逆流と危険をつくり出すと語り、「知事の見解を伺いたい」と質問。達増拓也知事は「総選挙で改憲が争点になったとは考えにくい。民意を尊重せずに憲法9条を改定すべきではない」と答えました。

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