3回目のワクチン接種急ぎ、検査拡充で命守る対策さらに 県議会で斉藤県議

 3月16日の岩手県議会予算特別委員会で日本共産党の斉藤信県議が保健福祉部に対する質疑に立ち、感染状況が高止まりのなか、3回目のワクチン接種を迅速に行うとともに、検査の抜本拡充で県民の命を守る対策を進めるよう求めました。

斉藤氏は、最優先すべき高齢者への3回目のワクチン接種状況について質問し、県側は、高齢者施設での接種率は82%、65歳以上の高齢者の接種率は60%と回答。とりわけ高齢者施設におけるクラスターが1月以降15件発生しており、早期に接種を完了させるよう具体的な手立てをとるべきだと迫りました。

斉藤氏は、高齢者施設や保育所、学校での定期的・頻回の検査をただちに実施し感染拡大を防止すべきと強調。また、無料のPCR等検査がこの間2万件以上実施され、315件の陽性者を確認しており、さらなる拡充を求めました。

斉藤氏は、自宅療養者の症状が悪化し入院となったケースが58件発生していることから、医療や健康観察の支援をしっかり行うべきと述べました。

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