岩手県知事選告示 たっそ候補が第一声 県民に寄り添い続ける

 岩手県知事選が17日に告示(9月3日投票)され、5期目をめざす、たっそ拓也候補(59)=無・現=が盛岡市で力強く第一声を上げました。前県議で自民党丸抱えの千葉絢子候補(45)=同・新=との一騎打ちとなりました。

津波からの復興や全国トップクラスの子育て支援を進めてきた、たっそ県政を継続発展させるのか、国いいなりの自民党県政への後退を許すのかが、大きく問われる選挙です。

たっそ県政は、物価高騰の下で、LPガス料金値上がり分の半額補助や飼料高騰への補助などを実施。20の県立病院体制の充実を表明しています。

第一声で、たっそ氏は、県が行ってきた物価高騰対策を今後も進めていくと強調。医療と教育で県民1人当たりにかける予算が他の県に比べて多いのは、「岩手の強みだ。さらに充実させていく」と訴えました。

たっそ氏はまた、復興やコロナ対策を通じて「県民一人ひとりに寄り添う県政へ発展してきた」と述べ、この経験を生かして県民の幸福度を高めるために「33市町村との連携をさらに強めていく」と力を込めました。

 たっそ氏を支持する日本共産党、立憲民主党、社民党、国民民主党の県代表と県議らが紹介されました。共産党からは菅原則勝県委員長、斉藤信、高田一郎、千田みつ子の各県議が参加しました。

一方、たっそ県政の転覆を狙う千葉候補の第一声では、自民党の鈴木俊一財務相らが応援演説に立ちました。

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