県民に寄り添う岩手に 知事選公開討論会 たっそ氏が強調

岩手県知事選(17日告示)を前にした9日夜、盛岡市で公開討論会が行われました。5期目をめざす、たっそ拓也知事(59)と、自民党丸抱え候補の千葉じゅんこ前県議(45)が参加しました。

たっそ知事は、大震災津波以降の実績を踏まえて具体的な政策を語りましたが、千葉氏は国の悪政の影響を県政に責任転嫁する発言を繰り返しました。

人口減少について、たっそ知事は、目の前にある課題であり、若者を取り巻く生きづらさの解決が必要だと指摘。市町村と共同した高校生までの医療費助成の現物給付、3歳未満の保育料第2子からの無償化など県政で全国トップクラスの子育て支援を実施していると強調しました。

千葉氏は「若い女性の人口流出を止めるには賃上げが必須だ」と話しましたが、自身が最低賃金引き上げの請願に4回反対したことはふれませんでした。

地域医療に関して、たっそ知事は、20の県立病院を中心にした病院と診療所の役割分担をコロナ禍の対応で強化してきたと報告。一方、千葉氏は県立病院維持のための年間200億円余の県費投入を疑問視しました。

岩手の将来ビジョンについて、たっそ知事は復興を通じて被災者一人ひとりに寄り添う県政が「かなり鍛えられてきた」と自己評価。県職員がコロナ禍の時に飲食店を回り、物価高騰では酪農家を訪問して実態をつかみ、対策を取ってきたと述べ、今後も県民一人ひとりに寄り添う県政を進めたいと表明しました。

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