「内部留保課税 いいね」 比例・吉田氏の訴えに期待
参院選公示まで4週間を切った5月26日、日本共産党岩手県委員会の全県キャラバンは奥州市と北上市で宣伝しました。吉田恭子比例予定候補が党市議団とともに街頭演説し、いわぶち友参院議員をはじめ比例5議席の獲得を熱く呼びかけました。
吉田氏は、参院選ではウクライナ侵略の下で「戦争か平和か」が問われるとともに、物価高騰から生活を守る施策が求められていると強調。消費税5%の緊急減税を実施し、大企業の内部留保への課税による新たな税収で、最低賃金の時給1500円への引き上げに取り組むと訴えました。
北上市では後援会員がチラシ配布。「いわぶちさんを必ず国会に!消費税を5%に下げて」と書いた手紙を持参して駆け付けた女性がいました。
演説を聞いた72歳の男性は、「国の物価対策はガソリン価格上昇を抑えるだけで、不十分だ。内部留保に課税する提案の実現を」と期待を寄せました。

左から佐藤、吉田、瀬川の各氏(奥州市)
高齢の女性に感想を聞くと、「『プーチンと日本共産党は違う』と言っても、わからない支持者の人がいる」と明かしました。「日本共産党が旧ソ連の時代からロシアの覇権主義とたたかってきたと説明すれば、理解してもらえるし、選挙の担い手にもなってくれますよ」と話すと、「そうですね」と納得した様子でした。