「安保3文書」閣議決定撤回を、日本共産党県委が緊急宣伝

 岸田政権が「安全保障3文書」の閣議決定を強行した12月16日夕、日本共産党岩手県委員会、盛岡地区委員会は盛岡市で抗議の緊急宣伝を行いました。厳しい冷え込みのなか、菊池幸夫県書記長と吉田恭子県副委員長が「閣議決定は撤回を」と訴え、勤務員が「赤旗」号外を配りました。

菊池、吉田両氏は、3文書は安全保障政策の大転換をめざす「戦争国家づくり」への暴走だと指摘。大軍拡の財源として復興特別所得税を流用し、社会保障のさらなる切り捨てを進めるのは許せないと批判しました。

両氏は、紛争を絶対に戦争にしないような外交努力こそ必要だと強調。「共産党は『敵基地攻撃能力』保有と大軍拡に反対する一点で共同を広げる決意です」と表明しました。

号外を受け取った60代の男性が「がんばって」と勤務員に声をかけました。母親が小さい子どもに「物価が上がるなか、(軍事費増から)暮らしを守る宣伝だよ」と語りかける姿もありました。

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