安心安全は破綻 「五輪中止、コロナ対策に集中を」の声広く 岩渕参院議員が訴え
日本共産党岩手県委員会は24日、盛岡市入りした岩渕友参院議員とJR盛岡駅前で、コロナ感染急拡大の下での五輪中止を求める宣伝をしました。
岩渕氏は、五輪開会式が行われた国立競技場周辺に多くの人が集まるなど、「安全・安心の五輪」は破綻していると指摘。感染リスクの高まりから国民の命を守るために、立場の違いを超えて「五輪中止、コロナ対策に集中を」の世論を広げようと呼びかけました。
専門家の意見も聞かない菅政権に命と暮らしは任せられないと強調。総選挙での政権交代の実現に向けて「東北で初の比例2議席を獲得し、党の躍進を」と訴えました。
吉田恭子衆院岩手1区候補は、対話した県民からも「復興五輪はどこへいった」と怒りの声が上がっていると述べました。
「中止だ中止」と書いたTシャツを着た盛岡市の男性(62)=牧師=は「五輪はすぐやめるべきだ。国民の命が後回しにされている。コロナで選手も最高の競技ができないと思う」と話しました。