高橋ちづ子さん”復興は被災者本位で”
日本共産党の高橋ちづ子前衆院議員は30日、岩手県内の大震災・津波被災地を駆け巡り、街頭や仮設団地内での集いで、総選挙の躍進を訴えました。
高橋さんは、宮古市、山田町の仮設住宅集会場で集いを開き、被災者本位の復興を進めるために、被災中小企業を支援するグループ補助金の拡充などを実現させてきた共産党の実績を語りました。
「みなさんが切実に願っている、持ち家再建に向けた支援金(最高300万円)の500万円への増額、国の責任による被災者の医療費や介護保険利用料の免除復活を求めていきます」と訴えると、「ぜひやってほしい」と期待の声が寄せられました。
その後、高橋さんは菊池ゆきお3区予定候補と大槌町、釜石市の仮設住宅や仮設商店街の前に駆けつけ、「消費税10%増税は先送り実施ではなく、きっぱりと中止させます」と指摘。富裕層と大企業への応分の税負担、内部留保の活用で財源は生み出せると説明しました。多くの人が外に出て演説に聞き入っていました。
参加した70代の女性は「津波で自宅を流され、娘と仮設で暮らしている。年金の引き下げをやめさせ、持ち家再建の支援金を増額させるために頑張って」と話しました。