高橋衆院議員が緊急街頭演説 混乱マイナ 運用停止を
通常国会が閉会した21日、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は盛岡市のJR盛岡駅前に駆けつけ、吉田恭子衆院東北比例予定候補(県副委員長)とともに緊急街頭演説をしました。斉藤信県議が司会を務めました。
高橋氏は、国会の数の力でマイナンバー法改悪が強行されたが、マイナ保険証をめぐるトラブル発生が連日報道されていると指摘。運用停止と、紙の保険証廃止の中止を求めていこうと訴えました。
高橋氏は、岸田自公政権と維新、国民によってLGBT理解増進法の内容が変質させられたが、危機感を抱いた多くの人たちが全国で反対の声を上げたと強調。悪政強行と世論との矛盾が広がり、岸田首相は解散に踏み切れなかったと語り、新たな運動と力を合わせて「総選挙で党を大きく伸ばしてほしい」と呼びかけました。
吉田氏は、達増県政が子育て支援や物価高騰対策などで全国に誇れる実績をあげてきたと紹介。8月の知事選と連続する地方議員選挙での勝利と一体に、総選挙で高橋氏の宝の議席を守り抜くと決意を述べました。
演説を聞いた78歳の男性は「紙の保険証の廃止は暴挙だ。自公維国がLGBT法を変質させたのもひどい」と話していました。