岩手町、西和賀町議会が核兵器禁止条約批准求め意見書 県内32市町村議会に
岩手町議会は14日、「日本政府が核へ浮き禁止条約に署名、批准することを求める意見書」を、日本共産党(2人)などの賛成多数で可決しました。保守系無所属の議員らが反対しました。
意見書では、「核兵器の悲惨さを知る唯一の国の政府として、速やかに署名、国会での批准を経て、条約に正式に参加すること」を強く求めています。
意見書は、岩手県被団協、ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会が提出した請願の採択を受けたものです。
これに先立ち西和賀町議会も昨年12月、同趣旨の意見書を共産党の高橋和子議員を含む全会一致で可決。意見書では、「南北首脳会談、米朝首脳会談など朝鮮半島の非核化、北東アジアの平和の課題も核兵器禁止条約の枠組みで進めること」を要求しています。
この結果、県内33市町村のうち32市町村(97%)が意見書を可決したことになりました。