命守る施策 審議せよ 4野党街頭演説 国会閉会に抗議

通常国会閉会を受けて岩手県内の国政4野党は20日昼、盛岡市のJR盛岡駅前で合同街頭演説を行い、野党共闘強化へ結束を固めました。達増拓也知事も急きょ駆けつけ、弁士らを激励しました。

木戸口英司、横沢高徳の両参院議員(国民民主党=野党統一)が国会報告。木戸口氏は「民意を無視して国会を閉会したのは許せない。新型コロナウイルス感染症から国民の命を守り、経済を立て直す施策が必要だ」と主張し、横沢氏は「消費税10%増税と新型コロナの影響で県民はダブルパンチだ。食料自給率引き上げの大切さも、改めて明らかになった」と訴えました。

立憲民主党県連合の中村起子幹事長は、新型コロナ対策として一律10万円の支給は大事だが、1回では少なすぎると指摘。社民党県連合の小西和子代表は、イージス・アショアの配備計画撤回に続いて辺野古の米軍新基地建設も断念すべきだと述べました。

日本共産党県委員会の斉藤信副委員長は、河井克行前法相と妻の案里参院議員の逮捕は前代未聞で、首相の責任が問われると批判。コロナ禍で浮き彫りになった医療・介護切り捨て政治の転換へ野党共闘の源流である岩手の教訓を総選挙に生かそうと力説しました。

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