岩手から政権交代を 県内3野党が合同街頭演説

 日本学術会議の会員6人の任命を拒否する菅政権と正面から対決し、来たる解散・総選挙で岩手県から政権交代を―。県内の3野党は10月31日昼、盛岡市のJR盛岡駅前で合同街頭演説を開きました。

立憲民主党(野党統一)の横沢高徳参院議員は、コロナ禍のもとでも大企業と富裕層を優遇しようとする菅政権から、野党共闘で国民のふところを温める政治へ転換すべきだと強調。社民党県連合の小西和子代表は、菅首相が言う「自助」の押しつけでは1人親世帯の貧困は解決しないと指摘し、「いまこそ支え合う社会が必要だ」と語りました。

立憲民主党(同)の木戸口英司参院議員は「日本学術会議法の解釈を勝手に変える菅首相に、新たなファシズムを感じている」と警告。民主主義の危機に国会論戦で立ち向かうと訴えました。

日本共産党県委員会の斉藤信副委員長は、学術会議の独立性や学問の自由は、科学者と国民が戦争に巻き込まれた教訓を踏まえたものだと力説。国会答弁がボロボロの菅政権をさらに追い詰め、総選挙で政権交代を実現するために「市民と野党の共闘に誠実に取り組む」と表明しました。

演説の後、弁士らは聴衆と「がんばろう」を三唱しました。

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