4野党が合同街頭演説 早く国会を開いて

 臨時国会の早期召集を求めて岩手県内の国政4野党は9日、盛岡市のJR盛岡駅前で合同街頭演説を行いました。激しい雨と風のなか、安倍政権打倒へ結束をアピールしました。

木戸口英司参院議員(野党統一)は、安倍首相が新型コロナへの不安に応えないのは無責任であり、直ちに臨時国会を開くべきだと強調。横沢高徳参院議員(同)は、野党が共同でコロナの経済対策を提案してきたのに、政府の対応は遅すぎると批判しました。

立憲民主党県連合の中村起子幹事長は、野党が要求した臨時国会を安倍首相が拒否するのは、憲法無視だと指摘。社民党県連合の小西和子代表は、コロナ禍で女性の非正規労働者などの解雇が増えていると語りました。

日本共産党県委員会の斉藤信副委員長は、コロナの感染拡大を止められるかどうか、重大な局面を迎えていると警告。感染震源地(エピセンター)での徹底したPCR検査や医療体制の強化が必要だと力説しました。岩手の野党共闘をさらに発展させ、来る総選挙では安倍政治に代わる野党連合政権をつくろうと呼びかけました。

演説の後、弁士らは「団結がんばろう」と力強く唱和しました。

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