「桜を見る会」の疑惑究明を 「追及 どんどんやって」

 首相主催の「桜を見る会」に安倍首相が地元後援会を招待していた問題で、日本共産党岩手県委員会、盛岡地区委員会は15日昼、盛岡市大通で疑惑の真相究明と安倍政権の退陣を求める緊急宣伝を行いました。

冷え込むなか、県委員会の菅原則勝委員長と菊池幸夫副委員長がハンドマイクで訴え、勤務員らが「桜を見る会」を特集した17日付「しんぶん赤旗」日曜版を配布しました。

菅原、菊池両氏は、「桜を見る会」では国民の血税を使った地元後援会の買収や「前夜祭」の収支報告の疑惑とともに、安倍首相の虚偽答弁が深刻な問題になっていると告発。野党は「追及本部」を設置して衆参両院予算委員会での集中審議を要求しており、「当事者の安倍首相が説明できない場合には、辞めてもらうしかない」と強調しました。

日曜版を受け取った38歳の男性=病院の清掃員=は「安倍さんが国の税金で選挙活動(買収)するのは、やめてほしい。野党はもっと追及を」と語り、福島市から来た60代の男性は「(野党が結束して真相究明を迫るのは)良いことだ。どんどんやって」と話しました。

党東部地区委員会も同日、釜石市で宣伝に取り組みました。深澤秋子釜石市議は、「来年中止で幕引きは許さない。安倍首相は血税で飲み食いさせた疑惑、自らは関与しないといった国会での虚偽答弁などの疑惑に国会で答えるべき。もし答えられなければ、安倍首相はただちに退陣せよ」と訴えました。

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