陸前高田市長選 「市民と復興」さらに 「市民みんなの大集会」で戸羽氏が3選決意
陸前高田市の市長選が27日告示(2月3日投票)されます。復興の先頭に立ってきた戸羽ふとし市長(54)=無所属=の必勝をめざす、党派を超えた市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」は20日、市内で「市民みんなの大集会」を開きました。
多数の立ち見も含めて500人が参加し、熱気に包まれました。
市長選は元県職員の紺野由夫氏(59)=同=との一騎打ち。市民とともに復興をやり遂げ、くらしと福祉を守る「やさしさと笑顔のまち」を継続・発展させるのかどうかが、大きな争点です。
3選をめざす戸羽市長は、最後の一人まで被災者の生活再建を支援し、見守り活動も続けると表明。高校までの医療費無料化、農林水産業や商工業への支援拡充、住宅リフォーム助成の対象拡大を実現すると語りました。
戸羽市長は「この8年間、みなさん一人ひとりが懸命にがんばってきた。その努力の上に今の陸前高田市がある。これを土台に、やさしさと笑顔にあふれ、誰もが人生を謳歌できるまちをつくる」と訴えました。
来賓として戸田公明大船渡市長などが激励のあいさつ。日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員、紙智子参院議員らが連帯メッセージを寄せました。