陸前高田市長選 市民みんな活躍のまちに 戸羽市長候補が第一声
陸前高田市の市長選が29日告示(2月5日投票)され、党派を超えた市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」の戸羽太候補(58)=無所属、現=が300人を前に力強く第一声をあげました。
市長選は元農林水産省職員の佐々木拓候補(59)=無所属・新=との一騎打ちで、大接戦です。12年間の復興の成果を踏まえ、市民の暮らしを守る戸羽市政を継続・発展させるのかどうかが、大きな争点です。
戸羽候補は、復興に全力で取り組んできたところに、新型コロナやウクライナ侵攻による物価高騰が起き、対話した市民から「いまの世の中がつらい」との声が寄せられたと強調。支援策を強め、すべての市民が「ここで生まれてよかった」と思えるような社会を実現したいと訴えました。
戸羽候補は、観光客の増加を経済発展へ転化させて「障害者も高齢者も市民みんなが活躍できるまちをつくりたい」と語り、4選を勝ち取る決意を表明しました。
戸羽候補を応援する市議として日本共産党市議団(3人)も紹介されました。共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員からメッセージが寄せられました。