陸前高田市で、震災後2回目の市長選が3日・投開票されました。党派を超えた市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」の戸羽太氏(54)=現=が、大激戦の末に紺野由夫氏(59)=新=を5票差で制し、3選を果たしました。

開票の中間発表で互角の状態が続いた午後10時、戸羽氏当選が「市民の声」事務所に伝わると、詰めかけた大勢の人たちから歓声と拍手が起きました。

市長選では復興をやり遂げ、震災後8年の苦労を忘れずに誰にも優しいまちづくりを継続するのかどうかが、大争点となりました。

戸羽氏は、被災者の最後の一人まで支援をしつつ、震災後に市民がつらい思いをしたからこそ「優しさと笑顔のまちを」「津波伝承館などで全国全世界の人たちを温かく迎えたい」と力説しました。

紺野陣営は震災後を何も語らず、新庁舎建設など復旧に必要な公共施設整備を「市には過大で財政破綻を招くもの」と歪める異常なデマ宣伝や、企業締め付けと大量動員体制を徹底。これに対して、戸羽陣営は子育て支援などの政策を宣伝や対話で訴え抜き、攻撃を打ち破りました。

開票結果は次の通りです。

当 戸羽  太無現 6504

紺野 由夫無新 6499

(投票率78・38%)