陸前高田市長選告示 「復興必ずやり遂げる」戸羽氏が第一声
陸前高田市長選が27日告示(2月3日投票)され、党派を超えた市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」の戸羽ふとし候補(54)=無所属、現=が、集まった350人を前に力強く第一声をあげました。
市長選は戸羽氏と、元県職員の紺野由夫氏(59)=同、新=との一騎打ちです。
3期目をめざす戸羽候補は、市長選の大争点は市民とともに苦労しながら進めてきた復興を、やり遂げるかどうかだと指摘。いまだに仮設住宅で暮らす被災者もおり、最後の一人まで寄り添って生活再建への支援を続けたいと訴えました。
戸羽候補は「大激戦だが、みなさん一人ひとりの力を結集して、必ず勝たせてほしい」と強調。これまでの市民の努力を土台にして、市政の継続で「みんなが笑顔で、障がい者も高齢者もやさしさを実感できるまちをつくりたい」と決意表明し、大きな声援を受けました。
「市民の声」の菅野隆介会長は「今回は復興と市民の暮らしにとって大事な市長選だ。復興の話をしない候補に負けるわけにはいかない」と訴えました。
戸田公明大船渡市長らが激励あいさつ。選対メンバーで「市民の声」に参加する日本共産党市議団(3人)も紹介されました。