台風被害 千田県議と奥州市議団が岩泉町へ ”ボランティアが不足”と社協会長
日本共産党の千田美津子県議と奥州市議団は6日、台風10号豪雨で甚大な被害を受けた岩泉町へ調査に入りました。党支部などから集めた義援金を林崎竟次郎町議に手渡した後、林崎町議の案内で町社会福祉協議会を訪問しました。
町社協の佐々木泰二会長は「被災した住宅の泥だし作業は終盤を迎えているが、1班6人編成で行っても1軒が終わるまでに7日間ほどかかる。平日のボランティアは不足しており、さらなる参加を呼びかけている」と説明。今後は、被災者が生きがいとしている花壇や家庭菜園などの整備も進めていくと話しました。
佐々木会長は「被災者からは自宅周辺の物置や作業小屋の泥だしや、クロスなど壁はがし作業への要望もある。行政は対応してほしい」と強調しました。
懇談を終えて千田県議らは「被災住宅の後片付けには大工など建築技術者も必要ではないかと感じた。寒くなる前に作業を終わらせるために、行政のさらなる支援を求めたい」と語りました。