山田町 被災者に乾燥昆布配る、北海道浜中町から支援

 山田町で1日、北海道産の乾燥昆布1000束が支援物資として被災者に配られました。北海道浜中町で活動する日本共産党の加藤弘二町議らが、車で持参したものです。

配布会場の社会福祉法人やまだ共生会(佐藤照彦理事長=共産党元山田町議)で、佐藤理事長は「加藤さんらは大震災の年から毎年支援に来てくれた」とお礼をのべました。

加藤さんは「大震災直後の5月に山田町を訪れ、何もなくなった街を見て、呆然とした覚えがある。いままで支援を続けてきたが、自分も75歳と高齢になり、今回を最後にしようと思っている」と話しました。

佐藤信逸山田町長も駆けつけ、「加藤さんから長い間、町民に支援をいただいた。心から感謝したい」とあいさつ。加藤さんと握手を交わしました。

小雨のなか、集まった被災者らは「ありがとうございます」と語りながら、笑顔で乾燥昆布の束を受け取っていきました。

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