大軍拡よりも核禁条約批准 県民の会が街頭宣伝

「日本政府に核兵器禁止条約批准を求める岩手県民の会」は14日昼、盛岡市で街頭宣伝を行いました。県被団協の下村次弘事務局長、県原水協の渋谷靖子代表理事らがマイクを握り、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める署名への協力を呼びかけました。

各弁士は、岸田政権が禁止条約への参加を拒否する一方で、敵基地攻撃能力の保有や大軍拡を進めようとしていると指摘。日本政府は憲法9条に基づく平和外交で戦争を起こさせず、唯一の被爆国として禁止条約に加わるべきだと訴えました。

1時間で54人がサイン。73歳の女性は「核兵器や軍事力で他国を脅すのは間違っている。外交努力が大事だ。日本が先に手を出す(先制攻撃をする)のは絶対にダメです」と語りました。60代の男性は「岸田首相はいいかげんな人だ」と批判しました。

宣伝では、日本政府の禁止条約批准への賛否を問う「折り鶴」投票も実施。「賛成」が圧倒的多数でした。

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