県議会 看護師長勤申請改善を 斉藤県議が医療局を追及

岩手県議会で6日、日本共産党の斉藤信議員が県立大船渡病院で超過勤務手当が激減している問題の関連質問を行いました。

大船渡病院では、新しく赴任した総看護師長が看護師長等を通じて圧力をかけ、4月から同手当の申請が認められなくなりました。4~10月の看護師1人当たりの月平均超過勤務は3.1時間(昨年は11.3時間)まで激減。病院は院長名(10月20日付)で事務局へ直接申請するように伝えましたが、申請は看護師300人のうち60人にとどまりました。

斉藤氏は、聞き取りした看護師らから「いまも怖くて申請ができない」「残業は就業時間打刻後にしている」「たった一人のために多くの職員の気力がそがれた」と深刻な実態が寄せられたと紹介。「この声を受け止めて直ちに改善すべきだ」と迫りました。

小原重幸医療局長は「職員団体から『超過勤務申請がしづらい雰囲気がある』と聞いている」と答えました。

斉藤氏は、この総看護師長が2018~19年度に県立遠野病院で同じような圧力をかけ、釜石労働基準監督署から告発され、看護師87人に2424万円の同手当が追加支給される事態になったと指摘。遠野病院が総看護師長の人事異動で解決したが、大船渡病院も看護師の退職を防ぐために対応をとるべきだと強調しました。

 

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